constとletとは?基本の違い
JavaScriptを学び始めると必ず出てくるのが const と let。
「どっちを使えばいいの?」「違いがよく分からない…」と悩む人は多いです。
この記事では、constとletの違いを初心者向けに分かりやすく解説します。
付箋のイメージやコード例を使って、楽しく理解できるようにまとめました。
constとletの違いをざっくりまとめ
let
再代入はできる。要するに、書き直せる。
再宣言はできない
letは値を変えるときに使う
const
再代入はできない。要するに、書き直せない。
再宣言はできない
constは値を固定したいときに使う
基本は const、必要なときだけletを使う。
letの使い方(再代入できる)
let fruit = "apple";
fruit = "orange"; → OK
console.log(fruit);
実行結果
orange
イメージは「fruit って付箋に apple と書いたけど、あとから orange に書き直した」
constの使い方(再代入できない)
const color = "red";
color = "blue"; → ❌ エラー
実行結果
エラー
イメージは「color って付箋に red と書いたら、もう書き直せない」
寸劇
ユーザー「fruitって付箋を作って、内容は apple!」
JavaScript「了解!fruit = apple ね!」
ユーザー「すまん!訳があって、orange に変えてクレマンス!」
JavaScript「OK!fruit の内容を orange に書き直したぜ!」
ユーザー「colorって付箋を作って、内容は red!」
JavaScript「了解!color = red ね!」
ユーザー「すまん!訳があって、 blue に変えてクレマンス!」
JavaScript「無理やで、const で作った時点で書き直せないぜ!」
constでも中身は変えられる(配列・オブジェクト)
const で宣言しても、配列やオブジェクトの中身は変更可能です。
const fruits = ["apple", "orange"];
fruitsっていう名前の付箋をconstとして発行し、内容はappleとorange。再代入は不可。
fruits.push("banana");
pushは値を追加するコード。bananaと書いてあるので、pushを使って、bananaを追加。
これで、fruitsの内容はappleとorangeとbananaになった。
console.log(fruits); → fruitsの内容は?
実行結果
["apple", "orange", "banana"]
イメージは「付箋自体は書き直せないけど、その付箋の内容を書き足せる」
初心者が迷わない使い分けのコツ
• 基本は const を使う(値を変えないことを明示できる)
• 値を変更する必要があるときだけ let を使う
• var は使わない(古い書き方で、機能的にやりにくい部分が多いため使わない)
まとめ
• let は書き直せる
• const は書き直せない
• 配列やオブジェクトは const でも中身を変更できる
• 基本は const、必要なときだけ let
AIひろゆき
「要するに、letは書き直せるんですよ。でもconstは書き直せないんですよね。で、優秀な人って基本的にconstをよく使うんですよ。なんでかっていうと、変わらないものは変わらないって決めちゃった方が、後からバグが起きにくいからなんですよNE。」
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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